Googleがモバイルファーストを強力に推し進めている理由

最近、Googleウェブマスターツールからこのようなメールが届く。

「モバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました 」

要するに、モバイル端末で見にくいから対応しなさい・・・という、半分脅迫にも思える内容。
ウェブマスターツールを見るとエラーとして問題のあるページがずらっと並んでいる。

余計なおせっかいである・・・

モバイル対応してません。

これは私のオフィシャルサイト。→　デザイン事務所｜エイビッツ
2011年に福島で開業する際、制作途中であの震災に合い余震の続く中やっつけで作った。思い出すと涙がでてくるわい
それ以来修正もしていない。未完成のまま今に至っている。

しかもやっつけ制作とは言え、あの地震と避難の最中に作ったサイトには思い入れがある。
なかなかリニューアルする気になれない。

ほっといてくれ・・・と言いたいところだが、現在のWeb事情では逆らえない。Google様々。
Googleを無視してはWebは成り立たない。
なかなかムカつく事情だが、しょうがない。

AppleがGoogleと決別するニュースもあるが、他社には頑張ってほしいものだ。

Flashを使っているとGoogleではエラーを返す

余談だが、エラーの中の一つに「Flashが使用されています。」とある。
このブログの中にGoogleアドセンスが入っていて、Google自身の広告が入る時があるが、それはFlashである。

Google側の内部事情

Googleがしばしばこのようなおせっかいをする裏にはGoogle側の内部事情もあるらしい。

Googleの収益はそのほとんどが広告収入。9割とも言われている。
PC離れ、モバイルユーザーの激増からすると、モバイルファーストで考えられたサイト構造を推し進めて行かなくては広告収入が減るのは目に見えている。
急成長しすぎた企業が抱える問題がここにもあるのだろう！？

レスポンシブを強力に推奨しているGoogleの事情

これも上記の事情が絡んでいる。
まぁ、愚痴ってもしかたがない。しばらくは仲よくやっていくしかない。

自サイトのリニューアルに腰を上げようかな。

それ以上に気になるGoogleの動き

モバイルファーストは世間一般の動きとして仕方がないが、もっと気になる動きがある。

Googleが丸ごとSSL化したサイトを優遇する

これは昨年中盤より一部で話題になって来ていたが、動きが活発化してきそうだ。
今までのように、サーバー併設の共有SSLサービスではダメ！独自ドメインの意味が半減する。
独自SSLでサイト丸ごとを暗号化を推奨している。

独自SSLは高いって。