ガラケー(ガラパゴス携帯、フューチャーフォン)サイトについて
2013/05/21
私、ガラケーという言葉を知りませんで・・・何の事だろうと思っておりましたが旧型のスマホではない携帯の事を言うんですね。
つい昨年あたりまで携帯とスマホは別物としてとらえておりました。
携帯のカテゴリ中に旧来の携帯電話(ガラパゴス携帯、通称ガラケー)とスマートフォン(通称スマホ)があるんですね・・・
ガラケーをフューチャーフォンと呼ぶこともあるようですが、携帯だよね・・・!
どうもスマホを携帯電話と言ってしまうのは間違いのような気がしておりまして、もうほとんどPCの携帯版ですから電話機能付き携帯PCというのが正しいような気がします。
下手なデジカメよりもiPhoneのカメラ機能の方がきれいに撮れるし、アプリを使えばデジカメよりもいろいろな事が出来て凄い時代です。
そのガラケー、数年目まではスマホに淘汰されて次第に無くなっていくものと思っておりました。
当時の携帯サイト、今のガラケー用サイトも需要がなくなるなと思っていたのですが、実際の状況は違うようで。
スマホの電話機能?が使いにくい・・・電話と最低限のメール機能があればいい、という方々がスマホからガラケーに戻っていくと言う話、今でも少ないながらも継続しているようです。
ですので、ガラケーサイトはこれからも多少需要はあるのかな?
ガラケーサイトというと、大御所のdocomoが一番厄介なんです。
旧来のHTMLだけでデザインするだけなら良いのですが、ちょっとスタイリッシュにとなるとxhtml+cssでの構築となるわけですが、このxhtml+cssの扱いが各社とも違う。ここで各社と言うのはdocomo、au、softbankですね。本当は他にもありますが、代表的なものはこの3社。
docomoのxhtml+cssは通常のPCサイトと同じようにやっても全く機能しない。
まずはxhtmlを認識させるところから始まり、肝心のcssは外部リンクはダメ。すべてインラインでの記述。しかもほとんどのタグにCSSが効かないなど、実は難問だらけなのです。
一時期は各社ごと別々なサイトを制作して振り分けると言う手法もありましたが、これにはコストがかかる。結局は3サイト制作するわけですから大手でしたら良いんですけども。
エイビッツでは1サイト共通仕様でコストを抑え、出来るだけ同じように表示できる方法を取っております。
アイコンなどもdocomoのアイコンを中心にau、softbankで閲覧した際には筐体からの呼び出しで同じようなアイコンが呼び出されるように制作いたします。
画像で独自のアイコンを表示するのは簡単ですが、ガラケーに関しては、ユーザーはそこまでスタイリッシュさを求めていない、とりあえず欲しい情報が得られる事が第一優先と考え、表示速度を上げるために余計な画像は使用しない方向で考えております。
外からは見えないソースの扱いもそうですね。少なければ少ないほど軽くなる。
ただ一つだけ、見易さ読みやすさと言うのは大事なわけでして、他のサイトを見てもどこもやっていない方法を一つだけ取り入れています。
cssなどは使わずにHTMLだけで構築していた時代のレガシーな方法なのですが、ガラケーを1ソースで3社共通で制作する際の、見易さ読みやすさを決定づける為の独自の方法と思っております。ソースもほんの少し増えるだけ。
言っちゃえば「な~~~んだ・・・そんなこと・・・」と言われるやり方なので、、、でも大変有効な方法であるので、一応、たまには企業秘密と言う事に・・・(笑)
ガラケーサイト、フューチャーフォンサイト制作の際には是非ともお声をおかけください。